太田牧場にはどんな牛がいるの?

太田牧場では、主に「ホルスタイン」と呼ばれる種類の搾乳牛を飼育しています。
ホルスタイン種は、牛乳のパッケージに描かれているような白黒ぶち模様の牛です。
この牛から搾られる牛乳は、クセが無くさっぱりとしていて飲みやすいことが特徴です。
太田牧場で飼われている牛のほとんどがこのホルスタイン種です。

その他にも、肉を生産するためのホルスタインと黒毛和牛の“あいのこ“(交雑種・F1種)や、
受精卵採取用の黒毛和牛の雌牛を飼育しています。

搾乳(さくにゅう)について

搾乳(さくにゅう)とは、牛やヤギなどの家畜の乳を搾ること。
昔は手で行われていた作業ですが、現在では機械を利用した搾乳が主流です。
機械で搾乳すると、人間への負担も牛のストレスも軽減できます。
太田牧場のミルキングパーラー(搾乳施設)では、一度に16頭の搾乳が可能。
わずか2~3人のスタッフで、2時間で150頭分の乳搾りができます。

搾乳を行うのは、朝5時と夕方5時の1日2回。
太田牧場では日中は畑仕事をしていること、牛は暑さに弱いことなどから、日中には搾乳しません。

ミルクの話

太田牧場で1日に生産される牛乳の量は、重さにして3,000kg。
これは、1リットルの牛乳パックに換算すると3,000本、給食などでおなじみの小さなパックに換算すると15,000本分になります。

太田牧場の牛乳を味わうには?
『みるしず』の牛乳を買う

『みるしず』は静岡県産の牛乳の共同ブランド。搾ってから24時間以内につくる、フレッシュな牛乳です。
静岡県西部では、太田牧場でとれた牛乳をフクロイ乳業で加工したものを販売しています。
つまり、フクロイ乳業で製造されている「みるしず」の牛乳は、太田牧場の牛乳なのです♪

「モータのみせ」(太田牧場直営店)に行く

太田牧場の西側、県道61号線沿いにある「モータの店」は、太田牧場の直営店です。
採れたてのミルクを使って作られた絶品スイーツがたくさん。
牛乳はもちろん、ミルクの旨みを存分に楽しめるソフトクリームや牛乳プリン、生キャラメルなどもお買い求めいただけます。